2014.05.20
M3 Community Editionとは
By 編集部
M3 Community Edition
MapR M3はApache HadoopベースのMapRディストリビューションのコミュニティエディションです。無料無償でダウンロード可能なだけでなく業務用途として制限なくご利用可能です。MapRの他のエディションと同様に、本製品はHadoopの完全なディストリビューションであり、十数以上のApacheプロジェクトに加えてMapRが提供する先進的なクラスター管理コンソールが含まれています。
M3はM5が持つ機能のサブセットを提供しており、新規ユーザが簡単に安心してHadoopを始めることができます。M3はMapR Direct Access NFSTMをサポートしており、NFSを介して直接データを読み込むことができます。これは他のディストリビューションと異なり、データを読み込むために別のクラスタを用意する必要がありませんし、Hadoop上のデータに対して既存のアプリケーションやライブラリ、ツールなどをそのまま使用できます。またM3でも、MapRのボリュームベースのデータ管理とユーザ管理をサポートしおり、同一クラスタ上で安全にHadoopのマルチテナント環境を複数ユーザに提供することができます。
M3には無償で先進的な管理と監視コンソールが含まれており、クラスタヒートマップやアラート、詳細なジョブのアラームやスコア、そしてタスク診断ツールが提供されます。
主な特長
MapR HeatMapによる直感的な管理
MapR独自の管理ツールは、完全なアクセスと容易なクラスタ操作を提供します。数千のノードへのプロビジョニングも可能なツールに加え、問題などの直感的な表示が自動的に行われます。
読み出し/書き込み可能なNFSアクセス
NFSを使用してHadoopクラスタをネットワーク・ストレージとしてマウント可能です。アプリケーションは直接データをストリーミングでき、Hadoop上で読み書きの操作ができます。ユーザは標準的なブラウザや企業向けツール、Linuxコマンドなどでデータへアクセスしたり操作ができます。
ジョブ、ユーザ、グループの準備とキャパシティ計画の実施
MapRは、ストレージボリュームを実装した最初のHadoopディストリビューションです。このコンセプトはユーザやグループの管理を容易にする上でに非常に役立ちます。さらにNISとLDAPの統合も可能です。プロビジョニングの鍵は、キャパシティの割り当て設定や使用量のトラッキングができることであり、潜在的な問題を自動アラートが管理者に知らせることで将来のキャパシティ計画に役立てることができます。
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