2014.05.20

M7 Enterprise Database Editionとは

By 編集部

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M7 Enterprise Database Edition for Hadoop

MapR M7は最高のHadoopデータベースと、完全なHadoopディストリビューションを単一のプラットフォームで提供します。オンライン処理(OLTP)と分析処理の両方を確実に実行することで、Hadoop の利点を最大限引き出すことが可能です。

MapR CEO John Schroederによる、M7 Enterprise Database Edition for Hadoopについての説明

他のHadoopディストリビューションと異なり、MapR M7 のアーキテクチャーは高スループット、低遅延、高信頼性を実現するために最適化されており、Hadoopに加えて追加でデータベースを構築する必要がないため、管理性にも優れています。これらの卓越した性能や機能により企業のHadoopプロジェクトを成功に導き、企業システムのコストを大幅に削減します

主な特長

統合ビッグデータプラットフォーム

大量のリアルタイムデータを含む、あらゆるデータの全体像を作成し、これまで認識できなかった視点で物事を把握することが可能になります。Hadoop内に統合されたオンラインデータベースのスキーマレスな柔軟性と高速なリード/ライト性能により様々なデータを処理することができます。データの配置場所やジョブの実行順序等をコントロールすることで、リアルタイム処理とバッチ処理の間で最適なリソース調整が可能です。そして、HadoopコミュニティとHBaseコミュニティのイノベーションと専門技術が、このビッグデータプラットフォームをさらに完全なものにします。

エンタープライズグレードの品質

エンタープライズレベルの厳しいSLAを満たすよう実証されたテクノロジにより、企業はデータから一貫した価値を得ることができます。さらに、ゼロダウンタイムを実現し、24時間365日動作可能なオンラインアプリケーションを提供することが可能です。
また、データベース管理業務なしにHBase互換アプリケーションを利用することができます。さらに、厳格なセキュリティ要件を満たすため、Kerberosの統合とビルトインネイティブ認証を含む包括的なセキュリティ機能を利用可能です。

スケールアウト型の一貫したパフォーマンス

大量のデータセットを高速に処理し、少しでも早く結果を得ることで、より価値のあるデータを構築することができます。また、アプリケーションの反応速度を向上させることは、ユーザー体験を向上させることにつながります。M7では、大量の入力データを簡単にロードし処理することが可能です。コンパクションやデフラグメンテーションによるボトルネックのない、一貫したパフォーマンにより全体の99%以上の処理で低遅延を実現します。さらに数億行、数百万列を持つ一兆のテーブルを扱うことのできる、極めて優れたデータベース拡張性を誇ります。

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